【ホストチェンジ】ホストチェンジ体験記【穏便に】
ホストチェンジってどうやるの?気まずくなった?
ホストチェンジの経験をお話ししたいと思います。
家族以外の人たちと共同生活を送るわけですから、文化の違い以外の壁が現れることもよくあることです。
性格が合わないとか、ビジネス感がすごいとか、
些細なことでも留学していると苦しみになることもあります。
ホストチェンジは大きな不満がひとつか、小さな不満が溜まりにたまって起きるようなイメージがあります。
まわりにもっと不満がある人がいるから変えられないとか、私の悩みは深刻じゃないから、と周りと比べてどうではないのです。
しっかり自分の気持ちを整理して決断することが大切です。
実際私の留学グループでは約半数(!)がホストチェンジを経験しました。
私もホストチェンジしたうちの一人で、かなり悩んだことを覚えています。
まず私のホストファミリーはシングルマザーで10歳の娘と二人暮らし、もう一人中国からの先輩留学生と4人暮らしでした。
家も清潔で栄養バランスの整った食事を作ってくれるので、最初の一か月は周りのホストチェンジしていく留学生たちを大変だなあなんて他人事で眺めていました。
初期にホストチェンジされるホームステイは家が汚すぎるとかご飯が食べられないとか
明らかに問題があることが多いのです。
そのときは私がホストチェンジをする日が来るとは思っていませんでした。
そう、気に入っていたポイントだった家がきれいなところは、ホストマザーの潔癖から生まれていたのです。
そして全然家にいない先輩留学生。
食後の調理道具と食器を洗って乾かして戻す、という家事をすることになっていたのですが
先輩留学生と私で日替わり当番のはずなのに、
先輩、全然家にいない。
夜ご飯を外で済ませて平日でも夜8時ごろ帰ってきます。
学校のルール的に8時までなら外出してもいいのですが、当番のはずなのになあとちょっともやもやしていました。
ここまではまあやってもいいか、と思っていたのですが、洗う時の水の量やキッチンカウンターに飛ぶ水滴、わずかなふき残しなどにホストマザーのチェックが入るのです。
厳しい口調なわけではないですが「次は気を付けて」といわれるたびになんだか不満でした。
また洗面台とシャワーボックス、トイレが一部屋にまとまっている先輩留学生と私だけが使うバスルームについてもいろいろありました。
ドライヤー後の髪の毛は拾っていたのですが数本とり切れていなかったりして注意される日々。
先輩留学生の髪の取り残しをしょうがなく私が拾ったり。
ごくごく小さな注意だったのが、
毎日重なると「また何か言われるんじゃないか」と思って共同スペースに居づらくなりました。
先輩留学生は夜遊びで不在だし、
実質ホストマザーと私の二人で過ごさなくてはならないのが
やがて苦痛になりました。
その頃の私はまだまとまった文章が口から出てこず、ホストマザーはニュージーランドなまりが強くお互いあまり理解できなかったことも大きいと思います。
しかしこの後、先輩留学生にかかわる大事件勃発。
今の英語力であの頃に戻れていたら、何か変わっていたのかもしれないな、と思う時もあります。
ホストチェンジ体験記2に続く・・・